「カプコン」名物プロデューサーのエントリーシートを人事がガチ審査!

Red Bull Gaming Sphere Tokyoにて、ゲーム業界への就職活動の参考となるイベント「TOPANGA 就活準備講座」が2月25日(日)に行われました。

ゲーム業界で活躍するプロゲーマーの方やメーカーの方はもちろんのこと、日に日に注目度を増していくeSports関係の業界の方々が登壇し、就活生やゲーム業界に興味を持っている人々に向けて興味深い講演がなされました。

本記事では、「ストリートファイター プロモーションプロデューサーが書いたエントリーシートをカプコン人事がガチ評価した結果!」をトークテーマに、ストリートファイター プロモーションプロデューサー綾野智章さんが登壇した講演の内容をご紹介します。

株式会社カプコンのストリートファイター プロモーションプロデューサー 綾野智章さん。イベントに登場する際は、『ストリートファイター』シリーズの人気キャラ・春麗のコスプレをしている綾野さんですが、今回は就活生向けの講演ということでスーツ姿で登場されました。

ご自身も務められているプロデューサーという仕事について説明されました。「仕事を作る仕事」がプロデューサーの仕事であるとし、ゲームを作るために人・モノ・お金をそろえるのは当たり前で、狙って利益を出すためには仕掛けが必要。新しい仕事を生み出すためには理解者が少ない中動いていかなければならない、と語られます。

ご自身の入社までのいきさつも紹介。『ストリートファイターⅡ』に出会ったことがきっかけてゲームセンターに通うようになり、カプコンへの入社を決意されたとのこと。

Apple社のスティーブ・ジョブスがイノベーションを起こして生活様式を変えたように、ゲームでイノベーションを起こそうと思うも、3度目のエントリーでようやく入社できたエピソードが具体的に語られました。

綾野さんは今回の講演用に、「履歴書を自分の書きやすいように変えればよい」というテクニックを披露しようとするも、昨今の就活ではES(エントリーシート)が主流。企業の用意したフォーマットに沿って記入しなければならないのならば、企画を変えて、「今の自分がESを記入して人事に評価してもらおう」という内容になったことが説明されました。

スライドに記入された綾野さんのESに、人事の方のコメントが挿入されていきます。課外活動へのコメントには「表現が一般的なので、個性がわかるように記載したほうが良い」とあり、具体的にどのような活動をしていたのかイメージしやすいほうが、人事の方に伝わりやすいことが話されました。

趣味・特技も、具体的にどのような目的で行って何が出来るのかを記載した方が、目にとまりやすいとのこと。

「誰もやったことがないことを率先して行いたい」という情熱を書かれた綾野さん。人事の方にも伝わり、期待感が持てるとのこと。その期待感を元に実際に目標を達成することができるのかどうか、学生時代に行った経験などを具体的に記入することで、実際に達成することができる人物であるとアピールできるようです。

志望する業界の専門的なソフトや用語は説明なしで記載してもいいが、専門分野でない用語などはイメージしづらいので、補足を入れたり考え方に関して記入した方が良いとのこと。面接の場でアピールできるプレゼンテーション能力なども、期待感を持たせることができるので、積極的に記入していったほうが良いようです。

もちろん、この通りに書けば入社できるというわけではないですが、現在ゲーム業界の一線で活躍されている方のESを人事のコメント付きで見ることができる、またとない機会に。ESの書き方で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。