ポケモン剣盾(ソードシールド)のランクバトルにおけるニャイキングの育成論と対策を掲載しています。通常特性「かたいツメ」と夢特性「はがねのせいしん」それぞれの型や、レイド用ニャイキングの型も紹介していますので、ぜひポケモン剣盾(ソードシールド)の対戦攻略時にご参照ください。
目次
ニャイキングの特徴
ニャイキング | |||
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図鑑No. | No.183 | |
特性 | カブトアーマー | ||
かたいツメ | |||
隠れ特性 | はがねのせいしん |
ニャイキングの種族値詳細 | ||
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HP | 70 : 244位 | |
こうげき | 110 : 95位 | |
ぼうぎょ | 100 : 99位 | |
とくこう | 50 : 410位 | |
とくぼう | 60 : 364位 | |
すばやさ | 50 : 386位 | |
ごうけい | 440 : 324位 |
物理に強い高火力アタッカー
ニャイキングは、優秀な特性「かたいツメ」や「はがねのせいしん」による高火力物理技を扱う低速アタッカーのポケモンです。
素早さが低いため
トリックルームを利用するパーティに適正があるほか、物理方面の耐久が高くタイプによる耐性も多いため、サイクル戦での活躍も見込めます。
対策されにくいメタルバーストが強力
ニャイキングが覚えるメタルバーストは、そのターンに受けたダメージを1.5倍にして返すカウンター技です。低いとくぼうとすばやさを活かし、きあいのタスキと組み合わせて苦手な特殊アタッカーを倒すことができるうえ、覚えるポケモンが少なく読まれにくい点も優秀です。
ニャイキングの育成論と対策方法
かたいつめ基本型ニャイキング
性格 | 特性 |
---|---|
いじっぱり (攻撃↑特攻↓) |
かたいツメ |
努力値の配分 | もちもの |
HP+148 攻撃+252 すばやさ+108 |
こだわりハチマキ など |
わざ構成 | |
アイアンヘッド / インファイト / とんぼがえり or タネばくだん or じゃれつく or かみくだく |
与ダメージ計算
相手のポケモンと型 | 攻撃するわざ | 与ダメージ(HP割合) |
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H4振りミミッキュ | アイアンヘッド | 239.6~283.9% 確定1発 |
HB特化バンギラス | インファイト | 170~200.9% 確定1発 |
H4振りドラパルト | じゃれつく | 151.2~178% 確定1発 |
HB特化ヌオー | タネばくだん | 106.9~126.7% 確定1発 |
HB特化ガラルサニーゴ | かみくだく | 50.2~59.8% 確定2発 |
この型の特徴
汎用性の高い特性「かたいツメ」を採用した、アタッカー型のニャイキングです。
すばやさは環境に多い
S12振りバンギラス抜き調整となっています。さらに、インファイトでHB+S12振りバンギラスを確定1発で倒せる火力も確保しているため、完全な役割対象とすることができます。
選択技の
タネばくだんはおもにヌオーやトリトドン対策(確定1発)、かみくだくはサニーゴ対策(確定2発)、じゃれつくはドラゴン全般を意識したサブウェポンとなっています。
基本的な対策
ニャイキングの相手をする際に特別な対策を用意する必要はありませんが、物理耐久が高いことと、後述するメタルバースト採用型との差異が分かりづらい点には注意が必要です。
ニャイキングの持ち物によって、ある程度は型の判別ができるため、
「こだわりの有無」や「ダメージ量」をかならずチェックしておきましょう。
メタルバースト採用型ニャイキング
性格 | 特性 |
---|---|
いじっぱり (攻撃↑特攻↓) |
かたいツメ |
努力値の配分 | もちもの |
HP+148 攻撃+252 すばやさ+108 |
きあいのタスキ |
わざ構成 | |
アイアンヘッド / メタルバースト ねこだまし / とんぼがえり or タネばくだん or インファイト |
この型の特徴
「かたいツメ」を採用した、アタッカー型のニャイキングに、メタルバーストを搭載した型です。
こちらもHB+S12振りの
バンギラスを上から確定1発で倒せる点は同じですが、「きあいのタスキ+メタルバースト」によって苦手な特殊アタッカーを倒すことも可能となっています。
はがねのせいしん型ニャイキング
性格 | 特性 |
---|---|
いじっぱり (攻撃↑特攻↓) |
はがねのせいしん |
努力値の配分 | もちもの |
HP+148 攻撃+252 すばやさ+108 |
こだわりハチマキ |
わざ構成 | |
アイアンヘッド / からげんき とんぼがえり / イカサマ or かみくだく |
この型の特徴
夢特性「はがねのせいしん」を採用し、こだわりハチマキの効果と合わせて圧倒的な火力で押し切るニャイキングです。
アイアンヘッドの威力が単純に高いため中途半端な受けが成立しづらく、サイクル戦で後続ポケモンに大きな負担をかけられます。
例として、威力半減となる
H4振りギャラドスを確定2発(53.2~63.1%)で倒すことができるほどの火力があります。
マックスレイドバトルでも活躍
レイド用ニャイキングの型
固定パーティで高速周回が可能
ニャイキングの特性「はがねのせいしん」は、味方全員のはがねタイプの技の威力を1.5倍にするという効果ですが、この効果はパーティ全体で重複するため、ニャイキング4匹のパーティでは最大7.59倍の威力まで跳ね上がります。
野良でポテンシャルを最大限発揮することは難しいですが、確実にニャイキングの数を揃えられる固定パーティでの高速周回において、とくに圧倒的な強さを発揮します。
演出の短さも優秀
専用技を使うムゲンダイナやザシアンと比べ、ニャイキングは技の演出が短い「アイアンヘッド」がメインウェポンとなるため、戦闘時間を大幅に短縮することができます。
アニメーション演出をオフにできず、かつ短い間隔で戦闘を繰り返す必要のあるマックスレイドバトル周回では、1戦あたりの時間を短くする影響が大きいため、こうした点も
ニャイキングを使う大きな理由となります。