PCゲーム『Fate/stay night』シナリオまとめ(ネタバレ注意)

windows版『Fate/stay night』(フェイト/ステイナイト)や、そのPS2&PS Vita&スマホ移植版である『Fate/stay night [Réalta Nua]』(レアルタ・ヌア)をプレイしていない人のために、物語のあらすじを紹介。アニメ版しか知らない方は必見です!

『Fate/stay night』とは?

『Fate/Grand Order』の原作となった『Fate/stay night』は、2004年にTYPE-MOONが発売したPC専用の伝奇活劇ビジュアルノベルゲーム。一部が無料でダウンロードできることで話題になったスマホ版の原作でもあり、シナリオは奈須きのこ氏が、原画は武内崇氏が担当しています。

この『Fate/stay night』は発売当初から爆発的な人気を誇り、2005年にはファンディスクの『Fate/hollow ataraxia』がリリースされ、2007年には『Fate/stay night [Réalta Nua]』のタイトルでPS2に移植。さらに2006年と2014年にはTVアニメ化、2010年には劇場版アニメも公開されました。

しかし、アニメになったのはセイバールート「Fate」と遠坂凛ルート「Unlimited Blade Works」だけということもあり、間桐桜ルート「Heaven's Feel」の内容や、ゲームの全体像を知らないという人も多いはず。そこで今回は、体験版として公開されたプロローグから『Réalta Nua』の追加エピソードまで、本作のストーリーを詳しく紹介していきましょう。なお、ネタバレには一切配慮していませんので、これからプレイする予定の方はご注意ください。

プロローグ(体験版)

日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。7人の魔術師(マスター)は7騎の使い魔(サーヴァント)と契約し、聖杯を巡る抗争「聖杯戦争」に臨む。聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Fate/stay_night#.E3.82.B9.E3.83.88.E3.83.BC.E3.83.AA.E3.83.BC

穂群原(ほむらばら)学園に通う学生にして、マスターの1人である遠坂凛は、アーチャーを召喚して聖杯戦争に参戦。夜の学園でランサーと戦いますが、そこを同級生の衛宮士郎に見られてしまいます。目撃者を消すよう命じられていたランサーに襲われ、心臓を貫かれた士郎を救った凛は、ランサーの追跡中に士郎が召喚したセイバーと出会うのですが……。

――以上の凛を主人公としたストーリーは、『Fate/stay night』の体験版として発売前に公開されたもので、本作のプロローグに該当します。そして、以後の士郎を主人公としたストーリーが、ゲーム本編の内容となるわけです。

Fate(セイバールート)

プロローグ終了後、最初にプレイできるのがセイバーをヒロインとしたFateルート。ここでは、滅んだ祖国を救うために聖杯で王の選定をやり直したいというセイバーの願いや、彼女にとっての救いが描かれることになります。

十年前(1994年)に起きた冬木大災害の生き残りにして、半人前の魔術師として暮らしてきた少年・衛宮士郎は偶然にもサーヴァント戦を目撃したことから、聖杯戦争に巻き込まれ、そのさなかサーヴァントの一人・セイバーを召喚する。亡き養父・衛宮切嗣のような「正義の味方」になりたいと願う士郎は、無関係な一般人の犠牲者を増やさないために聖杯戦争に参加することを決意する。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Fate/stay_night#.E3.82.B9.E3.83.88.E3.83.BC.E3.83.AA.E3.83.BC

士郎とセイバーは様々な強敵たちと対抗するため、遠坂凛・アーチャーと共同戦線を張ることとなる。激闘の末、セイバーは「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」を使用して間桐慎二のサーヴァントであるライダーを撃破する。エクスカリバーを使ったことでセイバーの真名はアルトリア(アーサー王)であることが明らかとなり、王の選定の剣を抜いた時から成長が止まり、少女の身のまま男性として振る舞ってきたことが語られる。

その後、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンの城にて士郎たちは最強の敵・バーサーカーと対峙する。一度はアーチャーを失うという敗北を喫するも、雪辱戦では士郎がセイバーの失われた選定の剣「勝利すべき黄金の剣(カリバーン)」を投影してバーサーカーを倒す。サーヴァントを失ったマスター・イリヤスフィールは衛宮の屋敷で保護し、アーチャーを失った凛も引き続き士郎に協力することになる。

だが間もなく、存在しないはずの8人目のサーヴァント・ギルガメッシュが現れ、その圧倒的な力でキャスターを撃破するという事件が発生する。士郎は単身、8人目のサーヴァントというイレギュラーについて監督役の言峰綺礼に聞き出そうとするが、その言峰こそがギルガメッシュのマスターであり、また残るランサーについても言峰が他のマスターから略奪したサーヴァントであったことが判明する。言峰は士郎を聖杯戦争の勝者と認め、聖杯を士郎に与えると言う。聖杯の力であれば、十年前の災厄をなかったことにできるだろうと。しかし士郎は「起きたことはやり直せないし、そんなことはしてはならない」と言い、それを聞いたセイバーも、「王の選定をやり直す」という自身の願いを改める。しかし、聖杯は万能の盃などではなく、呪われた力の渦に過ぎないことが言峰の口から明らかとなる。窮地に陥る士郎とセイバーだったが、ランサーの命を賭した足止めによって難を逃れる。

直後、言峰は衛宮邸を襲撃して聖杯の器であるイリヤスフィールを誘拐し、自らが聖杯を召喚しようと企てる。士郎は聖杯を壊そうとセイバーに提案し、セイバーは士郎に同意する。士郎は自身に埋め込まれていたエクスカリバーの鞘「全て遠き理想郷(アヴァロン)」をセイバーに返す。「全て遠き理想郷」はギルガメッシュの「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)」の一撃をも防ぎ、セイバーはギルガメッシュを倒し、また士郎も「全て遠き理想郷」を投影し因縁の敵である言峰を倒す。士郎はセイバーに聖杯の破壊を命じ、イリヤスフィールを救出する。そしてセイバーは、士郎に愛の告白をして彼の前から姿を消す。

聖杯戦争によって起きた被害は、教会から派遣された新しい神父によって元の形を取り戻した。士郎は凛から「セイバーが消えて、もっと落ち込んでいるかと思った」と問われるが、「未練なんてきっとない。いつか記憶が薄れても、セイバーが好きだったことはずっと覚えてる」と言い日常へ戻る。セイバーもまた過去に戻り、ベディヴィエールにエクスカリバーを湖に投げ入れるように命じ、剣が湖の乙女に返還されたことを聞き届けたのち静かに安らかな眠りにつく。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Fate/stay_night#.E3.82.B9.E3.83.88.E3.83.BC.E3.83.AA.E3.83.BC

以上がセイバールートのあらすじですが、PC版とPS2&PS Vita&スマホ移植版では内容が若干変わっています。
PC版はアダルトゲームとして発売されたため、アーチャーを残してバーサーカーから逃げた直後と、ギルガメッシュとの最終戦の直前に、魔力を補給するため士郎とセイバーが体を重ねるシーンがありますが、全年齢版の『Réalta Nua』では完全にカット。代わりに、『Réalta Nua』には士郎から魔術回路を摘出してセイバーに移植するシーンなどが追加されているのです。
なお、セイバールートはエンディングが1つしかないのが特徴。このルートでのマスター&サーヴァントの生死については、以下に表でまとめましたのでご覧ください。

名前(クラス) マスター 結末
衛宮士郎 生存。セイバーの面影を胸に正義の味方となるべく努力を重ねる
アルトリア(セイバー) 士郎 エクスカリバーで聖杯を破壊して消滅
遠坂凛 生存。士郎の魔術の師となる
エミヤ(アーチャー) 士郎たちを逃がすためバーサーカーと一騎討ちして脱落
間桐桜 生存。ライダーを召喚するが聖杯戦争にはほとんど関わらない
間桐慎二 ライダーのマスターとして参戦するが、ライダー脱落後にバーサーカーと遭遇して殺される
メデューサ(ライダー) 桜→慎二 セイバーのエクスカリバーを受けて脱落
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 生存。士郎の姉妹として聖杯戦争後も衛宮邸で暮らす
ヘラクレス(バーサーカー) イリヤスフィール 士郎が投影したカリバーンを受けて脱落
言峰綺礼 士郎との一騎討ちに敗れ死亡
クーフーリン(ランサー) バゼット→言峰 本来のマスターを倒されて主替えを強制され、最期は士郎たちを逃がすためギルガメッシュと戦って脱落
葛木宗一郎 キャスターのマスターだがほとんど出てこない。後にファンディスクでギルガメッシュに敗死したことが明かされた
メディア(キャスター) 召喚したマスター→葛木 マスターを殺して葛木と契約。士郎・セイバー組を襲撃するも、ギルガメッシュに撃破され脱落
佐々木小次郎(アサシン) キャスター 葛木とともにギルガメッシュと戦って敗れ、脱落
ギルガメッシュ(アーチャー) 言峰 第四次聖杯戦争からの生き残り。セイバーのアヴァロンで攻撃を無効化され、倒されて脱落
間桐臓硯 生存。未登場
ハサン(真アサシン) 未登場

Unlimited Blade Works(遠坂凛ルート)

セイバールート終了後にプレイ可能となるのが、凛をヒロインとしたUnlimited Blade Worksルート。プロローグ終盤で、セイバーがアーチャーを倒そうとするのを止める選択肢を選ぶと、このルートに入れます。アーチャーの正体と目的が明らかになったり、士郎が自らサーヴァントを撃破したりするため、3つのルートの中でもっとも熱いシナリオ展開と評する人もいます。

紆余曲折の末、遠坂凛・アーチャーと同盟を結ぶことになった士郎とセイバー。だが士郎はアーチャーと反りが会わず、アーチャーからも 「理想を抱いて溺死しろ」と告げられる。それでも士郎は何故かアーチャーの刀や剣技に惹かれていくのだった。冬木市内で魔力を集めるために暗躍するキャスターは士郎を柳洞寺におびき出して自分と手を組むよう迫るが、士郎は乗り込んできたアーチャーとセイバーに救われる。その際、柳洞寺の山門の守護にあたっていたアサシンは実はキャスターの傘下にあったことが判明する。ついで士郎と凛は学校に張られた結界の対応にあたるが、結局結界は発動し、その後の戦闘の中で結界を張っていたライダーが何者かに敗れて脱落する。キャスターのマスターは実は凛の担任教諭・葛木宗一郎であり、ライダーを斃したのは彼だった。キャスターの策略によりセイバーと士郎との契約は断たれ、セイバーの令呪はキャスターに奪われてしまう。サーヴァントを失った士郎だったが、なおも単身で聖杯戦争を続行する。

続いてアーチャーが離反してキャスターに与し、孤立した凛は士郎と行動を共にして打開策を練る。同盟相手を模索してアインツベルンの城を訪れるが、そこで士郎たちはバーサーカーが間桐慎二率いるギルガメッシュに敗れ、イリヤスフィールも心臓を抉られて殺害されるという場面に遭遇する。途方に暮れる二人だったが、ランサーの協力を得たことで再びキャスターに挑む。苦戦を強いられる士郎たちだったが、裏切ったアーチャーによってキャスターと葛木は倒される。しかしアーチャーは凛の元へは戻らず、士郎にその刃を向ける。そこでアーチャーの目的が士郎の殺害であるということが判明する。そこで凛は救出されたセイバーと再契約して危機を脱するが、アーチャーの宝具と言わしめる魔術固有結界「無限の剣製(アンリミテッド・ブレードワークス)」を見せつけられ、凛を決闘を条件として攫われてしまう。

アインツベルンの城で、アーチャーの正体が未来において英雄になった衛宮士郎の姿であり、その末路を聞かされ、自身の理想は間違いだったと告げられるが、士郎はそれを否定し対決する。一方で拘束されていた凛はランサーによって救出されるが、ランサーはマスターである言峰と相打ちになって果てる。未来の自分の姿であるアーチャーに士郎は苦戦し、またアーチャーは士郎の理想を衛宮切嗣の借り物にすぎないと否定して士郎を追い詰めるものの、士郎もまたその理想が間違いではないという信念を貫く。その様にアーチャーは嘗ての自分を思い出し次第に手が止まり、最後は士郎を認め敗北する。そして終結の最中に突如として現れたギルガメッシュの攻撃から士郎を庇い「お前が倒せ」と言い残してアーチャーは消える。

柳洞寺にてギルガメッシュは聖杯の器であるイリヤスフィールの心臓を慎二に埋め込んだ不完全な聖杯、アヴェンジャーを現界させる。士郎と凛は聖杯のもとへ、セイバーはギルガメッシュのもとへと二手に別れて向かうが、士郎達の前にギルガメッシュが現れ、セイバーはなおも山門を守護していたアサシンに阻まれる。凛は慎二の救出へと走り、そして士郎はギルガメッシュと対峙する。ギルガメッシュの無数の宝具を投影で対抗するも圧倒される最中再びアーチャーの記憶を垣間見、彼の理想を貫いた人生に敬服し自身のあり方を悟る。アサシンを下して助けに来たセイバーに、士郎はアーチャーを代弁する様に最後の言葉を交わし凛の救出を頼む。そして「無限の剣製」を展開させ、再びギルガメッシュと対峙する。 凛は慎二を救出するも聖杯の肉塊に阻まれ諦めかけた。しかしその時、嘗ての相方の声が聞こえたと同時に無数の剣が降り注ぎ肉塊を退ける。凜は慎二を連れて肉塊からの脱出に成功し、聖杯はセイバーの宝具により破壊される。セイバーは士郎とアーチャーの在り方により自身も前へ進む決意し、士郎達の勝利を確信しながら消滅していく。士郎は固有結界によってギルガメッシュを圧倒し追い詰めるも、聖杯が消滅したことによりコアを求めて現れた黒い球体が、ギルガメッシュを取り込もうとする。球体から逃れようとしたギルガメッシュは士郎に天の鎖を絡めてしがみつくが、消滅したと思われていたアーチャーによって阻止され、ギルガメッシュは黒い球体ごと消滅した。アーチャーは、凛に士郎の後事を託し、満足しながら消滅する。

その後日常に戻った士郎は理想の自分と対峙したことを感慨しく振り返り、理想を追い求める決意を固める。そしてアーチャーもまた嘗ての自分と対峙したことを抱きながら正義の味方になることを誓った切嗣との光景の思い出を浮かべながら、「それでも―――俺は、間違えてなどいなかった―――」と口にし、自分を受け入れていくのだった。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Fate/stay_night#.E3.82.B9.E3.83.9E.E3.83.BC.E3.83.88.E3.83.95.E3.82.A9.E3.83.B3.E3.82.A2.E3.83.97.E3.83.AA

このUnlimited Blade Worksルートにはエンディングが2つあり、上記のシナリオはTRUE ENDのもの。もう1つのGOOD ENDでは、セイバーが消滅する直前に凛と再契約して使い魔となり、現世に残るという筋書きになっています。こちらのエンディングには、比較的セイバー寄りの選択肢を選んでいくと入れるようになっています。
なお、このルートでのマスター&サーヴァントの結末については以下の通り。

名前(クラス) マスター 結末
衛宮士郎 生存。凛と交際を始める。GOOD ENDではセイバーを維持する凛にいろいろ協力することに
アルトリア(セイバー) 士郎→キャスター→凛 エクスカリバーで聖杯を破壊して消滅。GOOD ENDでは使い魔として士郎と凛を見守る
遠坂凛 生存。士郎の恋人兼魔術の師となる。GOOD ENDではセイバーを使い魔として従えている
エミヤ(アーチャー) 凛→キャスター→無契約 凛に士郎を託し、微笑みながら消滅
間桐桜 生存。ライダーを召喚するが聖杯戦争にはほとんど関わらない
間桐慎二 生存。ライダー脱落後にギルガメッシュのマスターとなり、聖杯の憑代にされるが凛に救出される
メデューサ(ライダー) 桜→慎二 葛木の攻撃で喉を抉られて脱落
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 聖杯の器である心臓をギルガメッシュに抉り取られて死亡
ヘラクレス(バーサーカー) イリヤスフィール ギルガメッシュとの一騎討ちに敗れて脱落
言峰綺礼 令呪でランサーを自害させた直後、ランサーに心臓を貫かれて死亡
クーフーリン(ランサー) バゼット→言峰 言峰の令呪により自害。死の直前に言峰を討ち取り一矢報いる
葛木宗一郎 キャスターを倒したアーチャーに敵討ちを挑み、敗れて死亡
メディア(キャスター) 召喚したマスター→葛木 アーチャーの不意討ちから葛木をかばって脱落
佐々木小次郎(アサシン) キャスター 魔力切れで消滅する寸前にセイバーと一騎討ちを行い、敗れて脱落
ギルガメッシュ(アーチャー) 言峰 士郎に圧倒されて片腕を失い、最期はアーチャーに眉間を撃ち抜かれて脱落
間桐臓硯 生存。未登場
ハサン(真アサシン) 未登場

Heaven's Feel(間桐桜ルート)

セイバーと凛のルートをクリアすると、最後に開放されるのがこちらのHeaven's Feelルート。士郎の後輩にして凛の妹でもある間桐桜をヒロインとしたシナリオで、序盤に桜を気遣う選択肢を選び続けると入ることができます。
このルートでは、ほかの2ルートと違って聖杯の謎や聖杯戦争の真実といった物語の核心部分に深く踏み込んでいくことになります。その一方で、サーヴァントたちがあっけなく脱落したり、物語が進むにつれて士郎や桜が壊れていったりする陰惨な面があるせいか、ファンの評価は賛否両論に分かれているようです。

遠坂凛・アーチャーと同盟を結んだ士郎とセイバーは、緒戦において間桐慎二・ライダーに勝利する。敗北のショックで荒んだ慎二から守るため、士郎は慎二の妹である間桐桜を衛宮邸に匿う事を決める。しかしその頃、柳洞寺のアサシンからもう一人のアサシン(真アサシン)が召喚され、桜たちの祖父である魔術師・間桐臓硯と契約する。またキャスターがセイバーによって倒され、ランサーも真アサシンによって敗死する。監督役である言峰綺礼からも警戒を促された士郎はセイバーとともに夜の市内巡察をする。そして士郎や凛たちは、深夜の市街地で謎の「黒い影」と遭遇する。

なおも探索を続けていた士郎とセイバーだったが、セイバーが真アサシンに敗れ、黒い影に取り込まれてしまう。サーヴァントを失った士郎だったが、ライダーが実は桜のサーヴァントであったということ、そして桜とその命は臓硯の手中にあるということを知らされる。冬木に被害を齎すかもしれないという桜を士郎は守ると誓う。士郎はイリヤスフィールを頼ろうとするが、そこで士郎は消滅したはずのセイバーがバーサーカーを破る光景を目撃する。真アサシン、そして黒い影を味方に付けたセイバーは士郎たちにも牙を剥くが、アーチャーの犠牲によって士郎たちはなんとか生還する。そしてそこで左腕を失った士郎は、アーチャーの腕を移植することで命脈を保つ。

衛宮邸で安静にしていた桜であったが、その実聖杯の器として覚醒しており、黒い影を操る正体であったことが判明する。ギルガメッシュをも取り込んで力を得てしまった桜は、兄・慎二を殺害してしまったことから遂に正気を失ってしまう。真の聖杯の器であるイリヤスフィールを連行した桜と臓硯であったが、士郎は言峰と協力してイリヤスフィールを奪還する。そこで士郎はセイバーと同じく黒い影に囚われたバーサーカーと対峙し、アーチャーの腕を解放することによって限界以上の力を発揮する方法を自覚し、バーサーカーを撃破する。

間桐臓硯は聖杯として膨大な魔力を得た桜に離反され、真アサシンも桜によって殺害される。桜を救いたいというライダーの協力を得た士郎は、セイバーを激闘の末に倒す。また時を同じくして凛は桜に挑むが、情から桜を殺すことができずに敗れ、桜は罪の意識にさいなまれる。そこへ現れた士郎によって、桜は黒い影から解き放たれる。また臓硯も、現れたイリヤスフィールと対峙してこの世への未練を捨て去り昇天する。

大聖杯を破壊するために一人残った士郎だったが、そこへアヴェンジャーの誕生を悲願とする言峰が現れる。士郎は言峰と激闘を繰り広げ圧倒されるが、言峰もまた既に限界を突破しており、その戦いの最中に息絶える。士郎は最後の力を振り絞って大聖杯を破壊しようとするが、イリヤスフィールがそれを制止し、その力を使い果たして大聖杯の起動を収めた。これによって第五次聖杯戦争はその幕を閉じた。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Fate/stay_night#.E3.82.B9.E3.83.9E.E3.83.BC.E3.83.88.E3.83.95.E3.82.A9.E3.83.B3.E3.82.A2.E3.83.97.E3.83.AA

このHeaven's Feelルートもエンディングが2つ用意されていて、上記のあらすじはTRUE ENDのもの。イリヤ寄りの選択肢をあまり選ばず、彼女の好感度が低い状態だとNORMAL ENDになります。その場合は、士郎が桜を影から解放し、彼女をライダーに託した後戻って来ず、桜は士郎の帰りを待ち続けながら年老いていくことに……。美しい終わり方ではありますが救いのない結末となっています。ちなみに、NORMAL ENDの場合は士郎vs言峰の最終決戦も行われません。また、BAD END扱いですが、士郎が正義の味方であることを貫こうとして桜を殺す結末も用意されています。
なお、このルートでのマスター&サーヴァントの生死は以下の通り。

名前(クラス) マスター 結末
衛宮士郎 TRUE ENDでは生存、桜と幸せな日々を送る。NORMAL ENDでは生死不明、大聖杯を破壊するため無理な投影を行ったことから死亡したものと思われる
アルトリア(セイバー) 士郎→桜 黒い影に飲み込まれて脱落後、セイバーオルタと呼ばれる黒化した姿で士郎&ライダーと戦い、士郎に止めを刺される
遠坂凛 生存。学園卒業後に時計塔へ留学する。テキストのみだが、NORMAL ENDには凛の子孫も登場する
エミヤ(アーチャー) 凛をかばって影に飲み込まれて脱落。残された左腕は、言峰の手で士郎に移植される
間桐桜 生存。TRUE ENDでは士郎と幸せな日々を送り、NORMAL ENDでは士郎をずっと待ち続ける
間桐慎二 桜を襲おうとして、彼女が操る影に殺害される
メデューサ(ライダー) 桜→慎二→桜 NORMAL ENDでは聖杯戦争終了後に消滅するが、TRUE ENDでは桜の使い魔として生存
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン TRUE ENDでは士郎に代わって大聖杯を閉じた際、力を使い果たして死亡。NORMAL ENDでは生存
ヘラクレス(バーサーカー) イリヤスフィール→桜 イリヤをかばって黒い影に飲み込まれる。黒化して再登場するも、アーチャーの腕を移植した士郎に敗れ脱落
言峰綺礼 TRUE ENDでは士郎との一騎討ちで力を使い果たして死亡。NORMAL ENDでは生存
クーフーリン(ランサー) バゼット→言峰 黒い影に気を取られたところを、真アサシンの宝具で心臓を抉られて脱落
葛木宗一郎 登場時には死んでいた。臓硯に操られたキャスターに殺害されたらしいが詳細は不明
メディア(キャスター) 召喚したマスター→葛木 葛木の死体の傍らで呆然としていたところをセイバーに倒されて脱落
佐々木小次郎(アサシン) キャスター 真アサシン召喚のための生贄となって脱落
ギルガメッシュ(アーチャー) 言峰 黒い影に飲み込まれて脱落
間桐臓硯 TRUE ENDではイリヤによって未練を断ち切られ消滅。NORMAL ENDでは生死不明だが、虫の姿で生きている可能性もある
ハサン(真アサシン) 臓硯 桜に倒され脱落

ラストエピソード(Réalta Nua追加シナリオ)

PC版に収録されたのは上記の3ルートだけでしたが、コンシューマ移植版のFate/stay night [Réalta Nua]』では、士郎(アーチャー?)が長い長い旅路の果てに、彼を待ち続けていたセイバーと再会するエピソードが追加されています。
ごく短いシナリオではありますが、士郎とセイバーが2人で幸せになる唯一の結末でもありますので、未見のファンはぜひプレイして見ておくといいでしょう。スマホ版ならセイバールート無料、凛ルート&桜ルートは各1600円というお手頃価格で公開されていますし、3ルートをクリアすればラストエピソードも楽しめますのでオススメです!

なお、『Fate/stay night』の詳細については、以下の記事をご覧ください。


【フェイトグランドオーダー】原作である『Fate/stay night』とは?

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